女性の仕事生活を続けるうえで育児の両立という問題はよくあること。
この解決方法の第一は、
できるだけ、できるなら、パートナーにイクメンになってもらうこと。
つまり育児の分担をすること、女性が抱え込まないことだと思います。
そもそも育児というものは、一人でできるものではないと、私の経験上思います。
広い意味で、いろいろな支えや助けがあって行える営みなのです。
次に、可能なら老人力を活用することです。
私も里帰り出産をしてから、そして9年近くが経とうという今まで、両親にはいろいろ世話になって育児をしています。
今は、お祖父ちゃんお祖母ちゃんのための(特にお祖父ちゃんのための)育児講座もあるようです。
また、行政や民間のサービスを積極的に活用することは重要です。
身内だと、却って、忙しい、病気だ、遠方だということで、頼めないことがありますが、
行政や民間のサービスならまさに頼るは近くの他人、ファミリーサポートや病児保育室、
行政の育児相談、民間のシッター会社などいろいろ育児の助けになることがあるのです。
私の前の住まいのご近所に、夫婦でテレビ局にフルタイムで努めている方がいました。
最初はご夫婦だけで協力し合って何とかやっていらっしゃいましたが、やはりそれでは限界、ということで、
私もいくつか民間サポートなどをご紹介して、そのうち、シルバー人材センターの派遣を受けたり、
少し遠方だけれど父方祖父母に来てもらったりして、ご夫婦の激務と育児の両立を図っていました。
ともあれ、女性の仕事と育児の両立のためには、とにかく、助けを求めること、抱え込まないことが重要でしょう。
助け合いの精神は、母性が大いに関係していると思います。
こどもを理由にしない。けれども子供を優先に安全に育てる。これは理想ではなくて現実。
子供から目を離さない社会とは、自分だけではなくて近場のコミュニティで発揮しなければ!